mydaily | 2021年01月13日16時22分 20日発表したBTSの新アルバム『BE』[写真 Big Hitエンターテインメント] BTS(防弾少年団)がビルボードアルバムチャートで5連続で1位を占めた。 当サイトが記事『btsのビルボード1位、韓国内でアーミーの操作行為・音源総攻撃」と懐疑論浮上のワケ』(2020年9月15日)で報じた通りだ。 みなさん、こんにちは!! Podcast「アーティストのミカタ」進行役の中野です‍⭐️ 今回のテーマは「グローバルマーケット 」です! 先日、韓国の音楽グループ、BTSが全米ビルボードチャートで1位を獲得したことが大きな話題となりましたね! 韓国の人気アイドルグループ「BTS(防弾少年団)」の新曲『Dynamite』が8月31日、米ビルボードのシングルチャート「Hot100」で初登場1位を獲得した。2週目に入っても首位をキープしており、… 「ビルボードで1位をとるって、すごいよね! 2020/10/03 (土) 20:30 木村拓哉、最近よく聴く曲はBTS! 57年ぶりの快挙. いわゆる原爆tシャツ問題で連日メディアを騒がせているbts(防弾少年団)。今度は一部メディアがbtsのビルボード1位自体がヤラセであったと報道しているのですが、これは一体どういうことなのでしょうか?真相を調べてみました! btsを全米1位にするため に、おそらく多くのアーミーの 多大な労力とお金が必要だったでしょうね。 なにしろ、btsは英語の歌でビルボード1位をとった. btsのアメリカの人気について知りたくないですか?本記事では、ガラガラで人気ないと言われる理由や、ビルボード1位のなぜや、アメリカの反応や知名度、人気順などご紹介して … 米ビルボードHOT100のシングル・チャートでBTSの新曲「Dynamite」が初登場で1位を獲得するという快挙を成し遂げたことが発表されたのはアメリカ時間の9月1日のことだったが、このニュースの衝撃波が世界中にひろがっている。 BTSがビルボードで1位を取れたカラクリは? BTSがビルボードで1位を取れたカラクリの結論から言いますと、 以下の2つの要素を重点的に攻めたと言われています。 ・ARMY(BTSのファン)がYoutubeで何度も再生して再生回数を稼いだ 防弾少年団(BTS)が歌とラップに参加した「Savage Love(サベージラブ)」のリミックスバージョンが、ビルボードのメインシングルチャートである「ホット100」で1位を記録した。BTSは2位を… わけではないのですから、「純粋な全米1位」とは. 韓国の文在寅大統領も祝福したbtsのビルボード1位は、韓国人アーティストとして初めて全米1位に輝いただけでなく、様々な記録を打ち立てている。 bts(防弾少年団)、米ビルボード「グローバル200」と「グローバル」で同時1位を獲得!通算4度目. 韓国の「BTS」、米ビルボードでシングル1位…アジア圏では坂本九さん以来57年ぶり - ライブドアニュース 【ソウル=建石剛】韓国の音楽グループ「BTS(防弾少年団)」のシングル「ダイナマイト」が、最新の米ビルボードのヒットチャー news.livedoor.com 「ビルボード1位獲得のbts──ダイナマイトな快進撃の舞台裏」 クリストファー・モランフィー(音楽チャート評論家) 2020年10月1日(木)18時30分 防弾少年団(BTS) の アルバム 「LOVE YOURSELF 轉‘Tear’」、シングル「Dynamite」が ビルボードで1位 になりました! アジア圏のアーティスト初の快挙ですが、ビルボード1位って何がすごいの?. BTSのファンがシンガーソングライターのジェイソン・デルーロへの怒りを爆発させている。 10月12日付ビルボード総合シングルチャート(Hot 100)は、1位がリミックスバージョンでBTSをフィーチャリングしたジェイソン・デルーロの「Savage Love」、2位がBTSの「Dynamite」だった。 業界のしくみ・最新の音楽事情を知って、これからの音楽活動をもっと自由に楽しみましょう!. 韓国発男性アイドルグループ・防弾少年団(bts)が2018年に立て続けに全米ビルボードチャートで1位を獲得!k-popアーティストが全米1位は初の快挙もネット不正投票の疑惑!?チャート不正操作の真相と事務所絡みともいわれる兵役免除との関係性も解説!全米1位を獲得した曲は! 米ビルボード1位を達成したbts(防弾少年団)の記事を目にするたび、“モヤッと”するジャニヲタは多いと語るライターの喜久坂京氏。その理由と、ジャニーズアーティスト世界進出への思い … 「9月1日」といえば、韓国発ボーイズグループBTSのファン、通称ARMYにとってはもともと特別な日だ。, 韓国アイドルの誕生日を、ファンたちは非常に盛大に祝う。マスターと呼ばれるファンの代表的存在が主導して、街中に巨大な広告をいくつも掲示したり、各地でイベントを開催したり。, 特に、BTSのファンダムがアジアから世界へと広がりつつある最近では、メンバーの誕生日(韓国語생일から、日本でも「センイル」と呼ばれる)を祝う規模は年々拡大しており、Twitterでも、メンバーの名前入りのハッシュタグが世界中でトレンド入りするのがもはや恒例となった。よって、コロナ禍とはいえ、今回のジョングクの誕生日も、世界中のファンたちがこれまでにない勢いで祝福するであろうことは、皆予想していたはずである。, しかし、2020年9月1日は、結果としてBTSのファンたちにとって、ただの「ジョングクの24歳(数え年)の誕生日」では終わらなかった。, 彼らが先月21日に発表したデジタルシングル『Dynamite』がこの日、アメリカの音楽専門メディアビルボードが発表した最新チャートで「ホット100」に新規参入、1位に直行したのである。, (ちなみに米ビルボード1位というのは、単にアメリカで1番売れました!ってことではなく、売り上げ、ラジオでのエアプレイ、デジタルダウンロード数、ストリーミング数、YouTubeの再生回数なんかを色々考慮したうえで、その時点で社会への浸透度が最も高い楽曲だったってことです。下の記事でめちゃめちゃ分かりやすく解説されています), このチャートが発表されたのは、韓国時間でジョングクの誕生日である9月1日に日付が切り替わって間もない時であったため、韓国や日本では深夜であったにも関わらず、ファンたちはSNS等を通じて爆発的な盛り上がりを見せた(私は普通に朝起きて知った)。, メンバーたち自身も、TwitterやWeverse(公式ファンコミュニティ)を通じて喜びの声を世界に伝え、メンバーのジミンが興奮のあまり、自身の名前(JIMIN)を打ち間違えたまま投稿した #JIMIM も一時Twitterでトレンド入り(かわいい)。, 진짜 방금 슈가형이랑 얘기 했지만 진짜 감사하고 또 감사합니다 아미 진ㅉ짜 죄송해요 뭐라 남겨야 할지 모르겠어요ㅠㅠㅠㅜㅜㅠㅠㅠㅠ 계속 눈물나요ㅠㅠㅠㅠㅠㅠ#JIMIM, と、ここまで一ファンとしての私情を交えつつ長々と語ったが、とにかく昨日、BTSのシングルが韓国歌手で初めて米ビルボード「ホット100」で1位となったことさえ分かって頂ければ構わない。, ところで、「韓国歌手として初」という言葉がメディアでさんざん取り上げられる中、私はこのような記事を発見した。, 一応、聞いたことはあった。アジア圏で米ビルボード総合1位を初めてとったのは坂本九であること。, 『上を向いて歩こう』は1961年にリリースされた曲だが、平成2桁生まれの私が聴いてももちろん素敵だし、日本人なら誰もが知っている名曲のはず。にしても、日本人の曲が、東京五輪もまだ行われていないこの時代(1963年)に米ビルボード1位になるって、まあ世界のだれが聴いてもすんごい良い曲だったんだろねー...くらいにしか思っていなかった。これまでは。, 「ネットもないこの時代に、坂本九の曲がどう世界で聴かれるようになったわけ?????」, あー、タイトルの後ろにたまに書いてる『SUKIYAKI』ってそういう意味だったんね。, それはともかく、この記事によれば、『上を向いて歩こう』のアメリカでの記録的大ヒットのきっかけは、上記のカリフォルニアのDJ(リッチ・オズボーンという方らしいが、いかんせん洋楽に詳しくないので存じ上げませんでした)が偶然にこの曲を入手したことにあるらしい。, 現代の音楽の楽しみ方として主流なのは、おそらくストリーミングによるものだろう。かくいう私もApple Musicに加入し(ユンギさんごめんね)、学生料金月480円を支払って音楽を聴いている。, Apple MusicやSpotifyなどはサブスクリプション方式を採用しており、一定の料金を支払えば、期間内は配信曲を聴き放題なのが魅力である。いまや多くの人々がこういったサービスを利用して音楽を楽しむようになり、逆に、CDを買ったりレンタルショップへ行ったりする人々は激減した。, こうした背景を経て、国内の多くのCDに、握手会の応募ハガキやイベントの抽選券といった購入者限定特典が封入(一時48グループで顕著だったように)されるようになり、音楽そのものよりも特典を目当てにCDを購入する人々が増加した。, そんな現状を風刺し、あえて特典一切なし、ジャケットさえも白無地のシングル『ローラの傷だらけ』、読み込むだけで曲を無料ダウンロードできるQRコードを大々的に公開しつつ、シングル『#CDが売れないこんな世の中じゃ』を発表したゴールデンボンバーや、, ホルモンサブスク化希望の声よく届いて、めちゃくちゃ気持ち分かりますが、以前に僕インタビューでその件に関してはこんな話してますので、ご理解よろしくお願い申し上げます。でも、そのうち気持ち変わるかもしれないかもね。人生変えちゃう夏かもね。西田ひかる。 byマキシマムザ亮君 pic.twitter.com/zrViSaIGFc, つまり今どき、皆サブスクで音楽を聴いている。一定料金(しかもそんなに高くない)で、世界中の、しかもどんな時代の音楽も聴き放題だ。その証拠に、現役高校生の私の弟は、もともとレトロ趣味なわけでもないのに久保田早紀の『異邦人』を毎日聴いている。しかも、YouTubeなどの無料動画サイトで、歌手やグループの公式ページがMVやライブ映像を配信しているから、いくらでも試し聴きできる。街中で「あ、これいいな」ってBGMが流れていたら、SoundHoundなどのアプリですぐ誰の何という曲か調べることもできる。, TSUTAYAのでっかい棚の前で、お小遣いやバイト代を握りしめてCDジャケットを睨みつけていた時代、ましてや坂本九が活動していた頃のように、ラジオやテレビ、友達の紹介くらいしか音楽を知るきっかけがなかった時代に比べれば、随分色んな音楽を手に取りやすくなったわけだ。, そんな現代においては、無名の歌手やミュージシャンが、短期間で爆発的に人気を得る確率がかなり上がったといえる。YouTubeやサンクラに曲をアップしていれば、直接有名なミュージシャンやプロデューサーの目に留まるかもしれないし、瞬く間に拡散されて、ビリー・アイリッシュみたいに、ある朝起きたら有名人になっていたなんてことも、ありえない話ではない(あくまでヒットに至る経緯の話であって、彼女の努力や音楽に費やした時間を否定するわけではない)。, BTSの世界的大ヒットにも、こうした現状が深く関係しているだろう。彼らの楽曲やパフォーマンスのクオリティ、メンバー個人のキャラクターなどを国外にまで広く伝えるにあたり、インターネットが強力な助けとなったことは確実である。また、TwitterやInstagram、微博(中国版Twitter)以外に、前述したWeverseのような、グループのファン専用のソーシャルメディア(有料ファンクラブとは異なり、基本的に無料で使えるところがポイント)が存在し、そのコミュニティ限定のコンテンツが閲覧できるところも大きな魅力だ(ちなみに、Weverseに投稿された画像等は、他のメディアに転載禁止である)。, このようなあらゆるコンテンツを、関心を持ちさえすれば世界中のだれもがほとんど平等に享受できること、翻訳アプリの発達や、自分で翻訳した内容をTwitterなどで共有してくれるファン(https://bangtanlab.net/様など)によって、彼らの言葉や歌詞の意味を理解するために必要な労力が減ったことが、BTSの世界的ヒットの間接的な要因に違いない。, もちろん、彼らはそういう便利な時代にデビューしたんだから、同じことを成し遂げたにしてもBTSより坂本九のほうがよっぽどすごいよねーなんてことを言いたいわけではない。, この記事の主旨は、「ほんと今の世の中、文化がボーダレスになってきたよなー」程度のことである。, ここまで3500字読まされてきた皆さんからすれば何だそんなことかよ、とお怒りになるのも無理はないが、例えば日本と韓国に限っていえば、現在両国の政治的関係はお世辞にも良いとはいえず、ことBTSに関しては、つい先日も日本のFNS歌謡祭への出演を巡り、Twitterで抗議のハッシュタグが一時トレンド入りするなど、波乱続きである(もちろん私は一ファンとして、彼らが反日感情を抱いてなどいないと信じているが、それについてはこれ以上言及しない)。それに世界でも、すべての国が韓国と良好な関係を築いているかというと、正直そうとはいえないだろう。, だから、芸術だって、クリエイターの出身地や人種、ジェンダーなんかによって、皆が作品そのものを見る目にフィルターがかかってしまうことが、少なくともこれまではたくさんあった。, そんななかでBTSの楽曲が昨日達成した快挙は、いくら政治的な観点から批判されても、彼らのグループとしての本質である音楽は変わらず高く評価されていることを世界中に知らしめた。, この結果は、「本当に素敵だとみんなが思うものが、余計なフィルター抜きで評価される時代がきた」ということの象徴だと思う。, なお、アメリカで評価されたことがボーダレスの象徴だなんてダブスタでは?と思われるかもしれないが、なんだかんだ言って世界のエンタメの中心地はまだアメリカにあると思う。世界の各地域である程度知名度を上げたミュージシャンの情報が、一旦アメリカ(グラミーとか、それこそビルボードとか)に集約されて、そこから全世界に発信されるのが、現在のグローバルスターの王道パターンだろう。, ただ、BTSやTWICEなどの影響で世界中に知られるようになった韓国みたいに、今後どこかの国の文化が大ブームを起こしたりなんてことが増えれば、エンタメ界の中心だっていつまでもニューヨークにあり続けるとは限らない。, それこそ本当の意味でボーダレス化が起きて、世界各国のエンタメ情報を集約して発信するプラットフォームが完成するかも(今あるSNSじゃなく、文化に特化したもの)。, とにかく、そういう今とは違う未来が近づいていることを、BTSが示したのではないか。, だからこそ私個人としては、ミュージシャンに限らず、全世界の色んなアーティストやクリエイターに、自分の本当に好きなもの、つくりたいものをもっと追求し続けてほしいと思う。, 当然お金にならないと創作活動も続けられないから、これまでは「売れそうなもの」を予測して活動する必要があったけれど、上で書いたような文化のボーダレス化がこれからも進めば、「自分の作品」と「それを本当に気にいってくれる人」がマッチする確率が上がる。坂本九レベルの運がなくても、世界中の人が作品の本質を純粋に評価してくれるようになる。, そして作品の受け手である私たちにも、クリエイターをできる限り応援することが求められる。, アーティストではないけれど、昨今の芸能界やSNSのインフルエンサー界では、本当にたくさんの悲しいことがありましたよね。, いわゆるアンチや叩き、誹謗中傷なんてものはこの世から消えてしまえばいいと思うけれど、匿名性が(本当に匿名ではないけど)長所でもあるインターネットで、アンチはきっとなくならない。, だから、私たちは、誹謗中傷と戦いながら(直接反論するとかレスバすることを言ってるわけではないよ)、クリエイターにこれまで以上に応援を届けるべきだ。お金を払うことはもちろん必要だけれど、直接メッセージを送ることだって、きっと私たちが思っているより有効だと思う。, だってこれ以上、だれかをなくしてから後悔したくないし、好きなクリエイターやアーティストに活動を辞めてほしくもない。, 私自身Twitterを6年くらいしていて、いいねやフォロワーの数なんかより、優しいリプやDMの方がよっぽど心に泌みることを知っているし、それはたとえ有名人だってそう変わらないはずだ。, だから、好きなものは好きだとしっかり表明していこう。あなたの作品を好きな人がここにいるってことを、クリエイターに知ってもらおう。, 最後に、BTSのリーダーRMは、2018年の国連総会でのスピーチでこう話している。, こういうメッセージを放つ彼らが、言葉だけでなく実績でも、その信念の正しさを私たちにアピールし続けてくれることを、ファンとして本当に嬉しく、そして誇り高く思う。, 2020年9月3日追記この記事を書くにあたってマキシマム ザ ホルモンについて調べてた時に、マキシマム二号店コロナナモレモモが一部楽曲をサブスク解禁してるのに初めて気づいて『恋のメガラバ』をダウンロードしました。やった〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!, http://www.billboard-japan.com/special/detail/607. 先日、韓国の音楽グループ、BTSが全米ビルボードチャートで1位を獲得したことが大きな話題となりましたね!!!, 日本の音楽番組にも度々出演し、人気を集めていましたが、その勢いは日本に留まることなく、ついには全米1位の快挙を達成…!素直に「すごいなぁ」と思いますが、「すごい」という言葉では足りないほど、アジア人アーティストがビルボードチャートで1位をとるということは「すごい」ことだと言います。, ではなぜ、BTSはそんな偉業を達成することができたのか?その理由の解説とともに、日本の音楽業界の課題についても沢井先生に伺いました, そもそもなぜ、多くのアーティストが「アメリカで売れたい」と思っているか知っていますか?, それはズバリ、アメリカの音楽市場が世界で最も大きいからです。つまり、「アメリカで売れる」ということは「世界で売れる」ということを意味するのです。, フランスやドイツ、その他多くの国のアーティストが英語の歌詞を歌う意味も、ここにあります。アメリカでヒットすると、一気にマーケットが世界中へ拡大すると考えれば、アーティストがアメリカでのヒットを目指すということは、自然な流れのように思えますね。, しかし、たくさんのアーティストがアメリカでのヒットを目指せば目指すほど、競争が激化し、実際にヒットするアーティストはほんの一握りであることは明白です。実際、日本人がビルボードで1位に輝いたのは、今から57年ほど前(1963 年6月15日)の坂本九『SUKIYAKI』(原題:『上を向いて歩こう』)のみです。, 「BTSがいかにしてビルボード1位獲得を達成したのか」、という核心に迫る前に、まずは「韓国のアーティストがどのようにして活躍の場を世界に広げていったのか」について考えてみましょう。, 思い返してみれば日本でのK-POP人気は、今に始まったことではありません。最近の東方神起やKARA、少女時代などのK-POPブームもさることながら、それ以前にBoAは2001年の時点で日本デビューを果たしています。, 今や日本で韓国のアーティストが活躍するということは、当たり前のように感じますが、実は自然にそうなったわけではなく、そこにはしっかりとした理由と、K-POPのグローバル化を見越した韓国の戦略があったのです。, 韓国アーティストが日本で活動し始めた理由は、韓国の音楽市場がそれほど大きくないということに由来します。対して日本の音楽市場は、アメリカに次ぐ世界2位です。つまり、日本の音楽市場も世界的に見ると非常に大きいものであり、韓国のアーティストだけでなく、海外のアーティストがアジアツアーの中に日本を必ず組み込んでいるのにも、そういったわけがあるのです。, 具体的な市場規模で言うと韓国の音楽売り上げは、日本の1/50ほどであると言います。韓国のアーティストがいくら国内で売れても、CDやコンサートの売り上げだけで生活していくことはかなり難しい状況であったことから、市場の大きい日本への進出を果たしたのです。, 日本で大きな人気を獲得した韓国のアーティストが次に目指したのは、もちろんアメリカです。, このような「日本でヒット→アメリカへ」いう動きも偶然ではなく、韓国の音楽業界・経済界によって作られた戦略に基づくものでした。, その結果、現在のアメリカでは、「K-POP」という音楽ジャンルが確立するほど人気を博し、アメリカの音楽業界の第一線で活躍する作家やプロデューサーが、K-POPアーティストに携わるようになっています。, 音楽に限らず、映画制作の際にも監督を育てるために多額の予算を確保するなど、韓国はスタッフの起用や育成をはじめとする、エンタメ業界への経済的なバックアップ体制が整えてられています。, 先を見越した戦略や、国からのサポートが、K-POPを世界的な音楽へと発展させていったのです。, なぜ、韓国は国としてそこまでエンタメ業界を手厚くサポートしているのか。それは、音楽や映画などのコンテンツ産業をグローバル化することで、大きな収益に繋がると考えているからです。そしてそれは、韓国のみならず、この記事の1章で取り上げたフランスやドイツなどのヨーロッパ諸国をはじめとする、世界中の国々でも同様に考えられていることです。, しかし、日本はそのような考えを持っていないというのが現状だと言います。そこには、日本の市場は大きく、グローバル化しないままでも、十分成り立っているからという理由があります。それに比べて海外諸国の多くは、必然的にグローバルに戦っていかなければならない状況に置かれており、アメリカはもちろん、市場の大きい日本でのヒットもかなりのステータスであると考えられています。, 実際に、沢井先生が日本の市場規模について海外で実感されたエピソードが語られています!, 前述したように、日本はその市場の大きさゆえに、日本の音楽をグローバル化していくということに消極的です。, しかし、少し前に日本を一世風靡したK-POPは、そのパフォーマンスの高さも評価され、ビルボード1位を獲得。今やアメリカの一大ジャンルとして確立されています。, 韓国の音楽業界がアメリカを見つめ、海外諸国でもグローバル展開が積極的に行われている今、日本の音楽業界も、日本の音楽を国内で独自に発展させていくのではなく、今後グローバルに展開していくということを真剣に考えていく必要があると言えます。, 今回は、BTSのビルボード1位獲得にみる、音楽業界のグローバル化についてお話を伺いました。日本は世界に比べてグローバル化に消極的ではありますが、近頃流行している「シティポップ」や、「アニソン」などは海外でも注目されていますよね。, noteの内容はPodcastでもお楽しみ頂けます。さらに詳しい内容が盛り沢山ですので、ぜひ合わせてチェックしてみて下さい, 音楽活動を行う上で不思議に思うこと、わからないこと、知りたいことなどがあれば、ぜひお気軽にコメントをお寄せ下さい✍️, 採用された方のコメントは、実際に番組で取り上げさせて頂きます。たくさんのご応募お待ちしております!, \Podcast「アーティストのミカタ」配信中!/『10分でわかる音楽トレンド』。アーティストとして活躍していく上で、ためになる知識や気になる音楽情報を毎回10分で分かりやすくお届けします。 防弾少年団(BTS)がビルボードチャートで1位になった理由を考えてみました。 やはり言いがたい所があります。